鯖缶を食べながら3年前の手帳兼日記を読み返していたんですけど何ひとつ変わってないし何なら悪化してるんじゃないかと思ったらびっくりしてジャージに鯖缶の汁こぼしました。引っ越したりタバコやめたりと、いい出来事もあったけど。

 

何も行動を起こさなければこのまま死ぬんだなって思うと発狂したくなります。家族も、幸運にも親友と呼べる人もいるし幸せだから自死とかはないんですけど。ただこの、今の人生、特に仕事面、マジで私には無理だ。


我慢の限界がきた時に思い出すこと。トレインスポッティングのラストで、ベグビーが大暴れした後にレントンにタバコの煙吹きかけるシーン。煙が顔にかかった瞬間Born Slippyが流れる。あんなに何もかも吹っ切れたことがセリフなしでわかるシーンないと思う。不満はいきなり、ひとつのことに対して爆発するわけじゃない。もう私は何回この気持ちを経験すればいいんだろう。何回顔にタバコの煙吹きかけられればいいんだろう。目シパシパしちゃう。


コロナで世界中ひどいことになって、外に出たら死刑みたいな世の中。前回の日記書いたあたりから仕事にも疲れてて。運良く休みが増えてラッキー、なんかじゃ全然ありません。伊集院光も言ってたけどこんな状態からまた日常に戻るのなんて無理。この7年間何だったんだろうってひたすら考えてる。頭の中ではずっとやりたいことがあって、でも面倒くさがりだから楽な方にばっか体が向いていた。気付けば30歳の最年少おばあちゃん。もう確実にヤングではないっすよ。


きっとこれからも、ただ何となく毎日をやり過ごすことは出来る。金がなさすぎるわけでもありすぎるわけでもない。ボケーッと生きていくことに関してはプロ。でも私わかってしまった、3年前から心は死んでる。ずっと他人の人生を生きているみたいだ。


私は別に人に説教もしたくないし偉くもなりたくないし教科書に載るような偉業を達成したいわけでもないんです。ただ単にこれ以上自分に嘘をつきたくないんです。こんな毎日心の底からうんざりだ。

 

あーあ、ダモ鈴木みたいに奇声発してスタジオから脱走してCAN抜けたように自分も何もかもやめられればいいのにな。


最近ちょっとだけ三島由紀夫ブームだった。映画は会話の次元が違いすぎてアウト。ただ、今みたいにネットで顔も本名も出さないで罵り合うんじゃなくて、お互いに敬意を表しながら落ち着いた議論をする姿勢がよかった。仮面の告白は読んでて疲れた。でもここまでナルシストでいられたからこそ、あの最期なんだろうな。立てこもり自決っちゅうのは感心できることじゃないけど、自分にも何か譲れないものとか信念みたいなもの、ひとつでいいから欲しい。エッセイは面白かった。


「正気がおわり狂気がはじまるとき、おそろしいことは、この世界の外観は、依然同じように見えている、ということです。」


「正気の世界は、プールのとび板の端のような危険な場所で、おわるのではありません。それは静かな道の半ば、静かな町の四つ角のところで、すっと、かげろうのように消えているのです。あなたは大丈夫ですかね。」


大丈夫ですかね?


はい、Apexプラチナいったら少しゲーム控えめにして真剣に人生考えます。

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