昨日は母親と物見遊山で来た叔母と不動産屋へ行った。2人が担当のお兄さん(爆笑問題の田中に激似)のことをいたく気に入り、物件を見に行く車内でお兄さんが席を外している時に「あのお兄さんと付き合ったらどう?」とか「ああいう気さくで明るい男の人をお婿にもらって欲しいわ」などと言ってくるので勘弁してくれという気持ちで一杯だった。一体何をしに来たんだこの人達は。

 

今の家で起きたことの事情を知っているお兄さんは私に気を使ってメチャクチャ話しかけてくれた。好きなアーティストを聞かれた時に小声で「山下達郎です」と答えたんだけど、次の日に「山崎しげるのコンサートはよく行くんですか?」と聞いてきたので後部座席からラジオでの若林ばりのデカイ&キツイ口調で「誰だよ!」って突っ込みそうになったけど必死にこらえた。

 

普通の人は3、4件内覧して部屋を決めるらしいんだけど、自分は昨日と今日で10件ほど回った。必死に色々提案してくれるお兄さんには申し訳なかったけど、こっちも莫大な費用かけて引っ越す訳だから絶対妥協したくなかった。また今日も決まらないだろうなと思ったけど最後に見た部屋に決めた。今と違って周辺に何もないけど、好きな区だし、エアコンがついてるので夏は優勝が約束されているし、バルコニーで煙草を吸うことも出来る。一番心配な隣人ガチャはいくら考えても住んでみないとSSR引けるかわからないので、今できることはただ平和に暮らせることを祈るのみ。帰宅したら電気グルーヴが再始動を発表していたので嬉しかった。臓器を売ってでもライブには行きたい所存。

 

今年は本当に疲れた。無気力で寝てばかりだった。人間活動してなさすぎて脳みそのしわなくなった気がする。ヘルニアになったり今回のことだったりと、小さい頃から9のつく年は散々なことが多い。落ち着いたら細野晴臣の映画観に行きたい。一刻も早くゆったりとした気持ちで映画を観たい。ソファとでっかいテレビが欲しい。28歳だけどサンタさん来て欲しい。私の言いたいことは小沢健二が全て歌にしてくれています。オザケン全盛期に今の私くらいの年齢であっただろう全く知らないおじさんが「今の若者がオザケンのよさを理解できるはずがない」ってつぶやいてたけど、こういう思考を持った中年になりたくないな、と思いました。「◯◯のよさを本当にわかってるのは俺たち/私たちだけだ」的なこと言う人間、ストレートに「嫌いだな」って思う。いいものは時代を超えて愛されるし、それは何歳であろうと人々へ平等に伝わるはずだ。自分はおじさんっていうか最早おじいさんアーティストが好きなので尚更そう思います。

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