この前数億年ぶりに水族館に行った。水槽を泳ぐ魚を見ていると小さい頃に飼っていた金魚が朝起きたら水槽から飛び出して床でお亡くなりになっていたことを思い出して罪悪感でいっぱいになった。同じ時間に中学生の集団もいたのだけど、魚見ないでずっと水族館の玄関に腰掛けて一人ぼっちで一点を見つめている蛭子能収似の少年がいて、何となく話しかけたくなったけど通報されたら困るのでやめた。背中に中学生とは思えないほどの哀愁を帯びていたので、彼の幸せを心の中で願った。その前後に友人と色々話して帰り際「元気出た」って言われたのが嬉しかった。

 

昨日は同僚の結婚式に勤務明けのまま参加した。疲れもありいつもより涙腺ガバガバだったんだけど、我々の卓、新郎新婦入場の時点でほぼ全員号泣しており、親への手紙の時にはすすり泣く声が式場内にこだましていた。新婦の幼馴染の男の子が友人代表スピーチをしていたんだけど、ボスが痛く彼のことを気に入り、二次会で彼と我が社の人間をくっつけようとし始めたので私ともう一人の同僚は早々にその場からフェードアウトし、二の腕をつまみあうなどして時間を潰した。

 

どこまでいっても渋谷は日本の東京なのでけみお君のエッセイ読んだ。一人称が「ウチら」なのめっちゃ良い。言葉が独特だけど言ってることは嫌われる勇気に通じるものがある。私も嫌なこと全部スワイプして消したいけど人生というのは中々上手くいかないものだ。とりあえず今日からまた映画生活再開の予感。

 

以下、今月のお気に入り。


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圧倒的に解放区が好き。ポエトリーリーディング始まった…と思った次の刹那、頰を伝う一筋の涙頂きました。正直アジカンで中学生の頃ばりに魂揺さぶられることなんてないと思ってたけど、違った。ウチら永遠のアジカン世代のギャル。マジでこれからも頑張って欲しい。聴いてなかった最近の作品も聴きますし、今度ライブある時行きます。

 

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同い年で才能の塊、となると自動的に応援。イッツオートマティック。この作品で彼が山下達郎のファンだということを知った。外国人、あの界隈好きな人多いの何でなんだろう。


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見て、このジャケットの闇鍋感。燃える頭部とこちらをガン見しているフライローちゃんの熱いまなざし。中身もこのジャケばりに混沌としている。全然伝わらないと思うし、物理的に無理なんだけど、宇宙で焚き火してる感じ。ヒップホップなのかエレクトロニカなのかジャズなのかもう訳が分からないんだけど、まとまってる不思議。女性ボーカルに弱い私はリトル・ドラゴンのユキミ・ナガノちゃんとソランジュちゃんの曲で完全ノックアウトだった。

 

音楽雑誌も読まなくなったし、ストリーミングサービスを利用するようになってから好きな曲しか聴かなくなってまともに新しい音楽聴いてないなって思った。また大学生の頃くらい色々な音楽を追いかけたい所存であります。